年賀状

Nengajyo.mp3

いつの日だって僕らはギター
原動機付自転車の前に載せて

薄汚れた街はずれの音楽スタジオ集まりながら
夢描く奴を笑った

いつの日だって僕らはギター
テーブルの隅にしのばせながら

誰かのバイト先で知り合った女とでも
飲みながら具体的な計画だけ避けた

年賀状届いていた
子供もずいぶんでかくなった

後ろに映る大きなワゴンは君の車
流れ行く時間を何で止めよう

今でもなお僕はギター
時代錯誤な背中にからいながら

休日の大名の無神経な人並みに
笑われてもまだ次の風でも読もう

A
変わり行く気分や二度と戻らぬ場所も
僕には自由で光の射す回想だ

何年経とうが忘れたくない君だから年賀状は直筆で出すよ
流れ行く時間は僕が止めるから